お客様との話の中で、よくある話が「生産の予定を立てることが大変」とあります。システムを導入する前は、現場にあるホワイトボードに注文情報を書いたマグネットを貼り付けて予定を立てている所があったり、工クセルで予定を作成し印刷して張り出している所など、各社様自社にあった形で工夫されています。
大変な理由は色々あります。工クセルで管理している場合に、予定の帯を変更しても連動して日付が変わらないため、何箇所も修正が必要になったりします。ホワイトボードで管理している場合は、変更はすぐにできますが過去の予定が残らないので予定と実績の比較が難しくなります。また、様々な部品を組み立てしている会社は、親製品の中に部品がたくさんありそれぞれの加工予定や購入予定などを考えて予定を立てる必要があります。実際には、経験豊富な方が予定を立てるかざっくりした予定の立て方になってしまいます。
今回はアシストの機能をご紹介して、システムでの管理を確認していただきたいと思います。アシストではガントチャートという表で生産の予定を立てます。
ガントチャート
製品単品の予定
予定を立てます。バーの調整で予定日は連動して変更されます。
プレートを作成するのに、材料を購入して加工を行うので、実際の加工予定は上記のようになります。ここで立てた予定をもとに作業システムを発行できます。
実際には、受注している製品を見ながら全体の予定を立てることになります。左の表は1 日単位で予定を立てていますが、表示を1時間単位や1週間単位に変更することもできま
す。
ガントチャートでは、作業指示書が発行されたら、バーの中に完成数のメーターが表示され進捗の確認ができます。また、ガントチャートの印刷もできるので、現場に張り出すこともできます。
ガントチャートの細かな機能について
細かな機能では、製品マスタに基本加工期間(生産リードタイム)や基本発注期間(発注リードタイム)を登録しておけば納期から逆算して自動でガントチャートのバーが作成されます。また、予定の立て方として、機械や人の負荷(忙しさ)を見ながら予定を立てることもできます。
アシストには様々な機能がありますが、生産管理の難しいところは各社作るものが違えば管理の仕方も違ってくるので、それぞれにあった管理が大事になってきます。
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